ピアノ説明

ホールのピアノ使用について
(スタッフ説明用資料)

お客様の予約時の説明


まず、ご利用以前に、予約にあたって、お客様から問い合わせが来やすい内容について、ご説明します。

1、ピアノの種類について
ホールにあるのがグランドピアノ、練習室(となりの小さい部屋)がアップライトピアノですが、
個人練習は小さい部屋でグランドピアノが弾ける、と思って予約したら、アップライトしかなかった?
というトラブルが、たまにあります。
ホールのグランドも、個人で練習できるんですよ!ということです。
また、発表会やコンクール前のお客様は、「ピアノのメーカーはどこですか?」と聞いてこられる場合
があります。
 ホールのグランドピアノ = KAWAIのRX2  ←180cmでヤマハのC3と同じタイプ、柔らかい音色です。
 練習室のアップライトピアノ = YAMAHAのU1 ← YAMAHA最盛期の標準モデル、響きが良いです。

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2、ピアノのセッティングについて
ピアノはいつもホールのど真ん中に置いておくのではなく、歌や他楽器と合わせるためや、書道や絵画の
教室の時にスペースをあけるために、ステージの左側によせて設置するのがベストです。

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足下に印をつけるなどして、標準位置を決めておき、お客様には、
 個人練習では原則、ピアノを動かさない。
 配信や発表会で中央に動かした場合は、終了前に元どおりの位置に戻していただく。
 発表会などで椅子を20席以上も並べる場合は、もともとホール後方にたたんであるテーブルを外へ出す
 作業、また、最後に元どおりにする時間がかかるので、余裕をみて予約していただく。

3、ピアノの清掃について
ピアノの鍵盤を、たまにしか拭かないでいると、年数がたつと黄色く変色してきて、なかなか汚れが落ちに
くくなってしまいます。このホワイトニングを調律師さんに頼むと数万円かかります。
シャロームホールでやっていた方法は、いつもピアノのそばに、お客様がご利用後にご自分で鍵盤をふいて
から退出いただけるよう、布を置いていました。からぶきです。
お客様が利用される前に、その説明をさせていただいていました。
以前には、ピアノ用クリーナーを布につけて、お客様に拭いていただいていましたが、鍵盤に直接スプレー
されるトラブルがあったため、からぶきにしました。
 ただ、このやり方は、使用後の布の取り替えが面倒かも知れませんので、1日一回、スタッフがピアノ専用
クリーナーで丁寧に拭いていただくだけ、という方法でも良いと思います。
ただし、木材ですので、水を吸ってしまうと膨張して音が狂う原因になります。
クリーナーは、布に数滴ふくませるだけでOKです。
あまり水分を含ませ過ぎないようにお願いいたします。

4、ピアノの子ども用足台について

幼児から小学校4年生ぐらいまでは、椅子に座った時に足がぶらぶらするため、足下に足台を置いて、足を乗せ
て演奏するのが通常です。中には、お客様がご自分で持ってこられる場合もあります。
 ホールにはペダルつき、ペダル無し、の2種類
 練習室には、ペダルつき、
を設置しているので、お客様に自由にお使いいただけます。
なお、5、6年生ぐらいがよく使う、かなり低めの薄い足台や、アシストペダルは、設置していません。

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ご利用の当日の注意事項

5、ピアノのふたの開け方、譜面台の出し方
ピアノのふたは、結構重いので、シャロームホールの場合は、ふたは閉めないで、次のお客様に使って
いただき、最後に閉店時になってからふたを閉めていました。
最初に、ふたの角を両手で一気に持ち上げて裏向けにします。

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次に、譜面台が見えるのですが、このままでは譜面台は使えないので、手前に引っ張り出します。
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これで楽譜を置けます。
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6、ピアノの移動のしかた

個人練習の場合は、移動の必要はありませんが、リハーサルや発表会では中央に動かす場合が多いと思います。
ホールのグランドピアノは、3本足のそれぞれに2ヶ所ずつ、合計6箇所、ストッパーがついています。
普段は、必ずonにしておいていただき、移動させる時に全部offにします。

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移動させる時は、できるだけ大人ふたりで、ゆっくり動かしてください。
重いと思って、一気に力を入れてしまうと、急に動きだすので、慎重にお願いします。
もし、1人で動かす場合は、グランドは三角形なので、そのどれか一角をまず押す、続いて他の角を押す、
という風にすれば、徐々に動きます。
位置を決めたら、ストッパーをonにしてください。

7、スポットライトの位置
意外と忘れがちなのが、スポットライトを点灯させる場合の位置です。
ピアノを演奏する際に、光の当たり具合によっては、鍵盤が暗くなってしまう場合があったり、または、
歌やバイオリンを演奏している人の顔が暗くて見えにくかった、というケースがよくあります。
椅子に乗ってだと届かないのでテーブルに乗っかってライト位置を調節する必要があるかと思いますが
転倒に気をつけてください。
スポットライトのスイッチは、ステージ右側の壁にあります。電源スイッチのそばです。



8、ピアノ屋根の上げ方
グランドピアノの屋根を上げるやり方は、2つあります。
普段の練習のお客様は、屋根を上げる場合はほとんどありませんが、本番前は、屋根上げを希望される場
合があります。(別料金がかかります)
 全開→ 1人でピアノ演奏する場合。コンクール前の練習、発表会など。
 半開→ピアノと歌、ピアノと弦楽器などアンサンブル用の使い方

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ここで注意していただきたいのは、大小どちらの棒を使うかによって、天井の穴が違うということです。
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図のように、90度になるように立てるのが安全なやり方です。
なので、はしのほうにあるもう一つの穴、× 印が書いてあるほうの穴は、小さい棒で立てる用です。
これを間違えると事故のもとですので、初めて発表会をされるお客様には、スタッフが有人で説明できる
時間帯に来ていただくのが良いと思います。
もし、ピアノの先生が主宰されている発表会の場合は、先生が普段から使い方に慣れているケースがほと
んどですので、お任せして大丈夫と思います。



9、ピアノ椅子の使い方
ピアノは椅子の高さによって弾きやすさが変わりますので、必ず高さを自由に調節できる高低自在椅子を
使います。高低自在椅子は、練習室、ホールに2つずつありますので、どちらの部屋も連弾(二人で演奏)
に使えます。

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椅子には普段、鍵がかかっていますので、はずします。小さいレバーを横にスライドするだけです。
さらに、黒い2つのレバーを、ガバッと力を入れてつかむと、椅子が上下するので調節します。
高さが決まったら、鍵を元どおりにします。
たまに、座った時に椅子が斜めになっていると感じる場合がありますので、その場合は、もう一度
鍵をはずして、座席を数回、上下させてみてから、再度座ってみると直ります。

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10.グランドピアノのペダルを 靴で踏みたい場合

ホールはスリッパで入室しますが、グランドピアノのペダルをスリッパでは踏みにくいです。
お客様が靴でペダルを踏みたい場合が多いと思いますので、靴の土を払って、
またはステージ用にきれいな靴をお持ちいただく、という形で演奏していただくなら、ホール
を汚さなくてよいと思います。
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普段のメンテナンスについて

10、部屋の湿度管理について

ピアノは温度差や湿気、乾燥に弱いので、それが音の狂いの原因になります。
夏は除湿、24度よりも下げない。冬は加湿。湿度計を設置して、50%前後になるように。
湿度計を目につく所にかけておくとよいです。

シャロームホールの場合は、できるだけ温度差をなくすため、夏にお客様がクーラーで部屋を冷やされたあと、
クーラーを消さずに、弱風するなど弱めてそのまま退出していただいていました。
急な温度差で音が狂いやすくなるのを防ぐためです。
エアコンを切るのは閉店時にしていました。
 さらに、ごく弱い温度で朝からゆっくり冷えるよう、27度ぐらいで翌朝にタイマーをセッティングして退店して
いました。このほうが、翌日に最初に来られたお客様が、暑い!と思って一気に室温を下げてしまうリスクを避
けられます。
 また、冬は乾燥しますので、ピアノ利用後に暖房を消したあと、夜の間にピアノの内部に結露が発生してしま
い、それが原因で鍵盤が動きにくくなる場合があります →1月ぐらいでしたが、夜通し、ゆるーく暖房をつけた
ままにしておくことで、鍵盤の不具合が徐々に直りました。
ホールに加湿器を置いてありますので、ピアノに最適な湿度は50%前後、適宜、使ってください。
 なお、冬の加湿器は、コーラスなど声を使うお客様からは好評ですので ( 使い方は水を入れるだけで簡単です
のでセルフで ) 使っていただいてよいと思います。(冬だけです)

11、ピアノの不具合について

アップライトピアノをご利用のお客様が、「音がこもってしまって弱く聞こえる」とおっしゃる場合があります。
その前に利用されたお客様が真ん中のペダル(弱音ペダル)を踏んだまま帰られたのが原因なので、元に戻してくだ
さい。3つあるペダルの真ん中を、足で踏みながら右へスライドさせると元に戻ります。

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「ピアノの音が時々、1ヶ所だけ、ビョイン、とか、変な音がする」場合は、鉛筆か何か異物がはさまっているか、
弦が切れている場合です。
グランドピアノは鉛筆や消しゴムなど異物が入りやすいです。ピアノの鍵盤をおおっているふたを、両手でガバッ
と持ち上げると中身が見えますので、異物を発見できる場合があります。どうしてもわからない場合は、調律の時
に調律師さんに取ってもらってください。
 ピアノの音は、1つの音について、それぞれに3本ずつ弦が張ってあり、1本が切れても他の2本は使えます。
切れてしまった弦が他の弦に当たったら変な音が出てしまいますが、うまく曲げて、ごまかせる場合があり、こ
の場合はとりあえず使い続いて、次回の調律の機会に調律師さんに弦を変えてもらうといいです。弦は1本5000
ぐらいしますし、出張費もかかりますので、一回にすれば安くつきます。もちろん、音がどうしようもない違和
感があれば、早めに取り替えてもらってください。
 調律についても、音が狂い始めるのはたいてい高音ですが、3本の弦のうち1本だけ音が下がっているだけな
ので、そこへフェルトなど柔らかい布を小さく切ったやつを弦に挟んでおくと、狂った弦は鳴らないので、とり
あえず次回の調律まで時期を延ばせます。お客様から、音が狂ってると言われて調律をしていたら大変ですので
そこは工夫次第でコストを押さえられます。
調律はだいたい1時間、弦の張り替えだけだと20分ぐらいです。
たまに、鍵盤の戻りが遅い、とか、鍵盤から手を離したのに音が鳴りっぱなしになる、という不具合があります
が、湿気が原因です。湿度を一定にすることで直る場合があります。

12、部屋のエアコンについて

2つある天井エアコンは連動して動いています、切り離しては使えません。
もともと1つの大きな部屋に、天井エアコンが2つついていたのを、サンプロさんの時に後から3つの部屋に区
切りましたので、入ってすぐの待合室はクーラーが効きすぎてしまい、ホール内のエアコンは面積が広いために
冷えにくいです。そのため、後からホール内に白い別のエアコンを壁に設置しました。
下の写真は、ロビーに近い側のリモコン(待合室とホール用、2台が連動してます)

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特に夏は、ホール内は2つのエアコンを別のリモコンで操作する手間がかかります。
夏のイベント時にホールを冷やしすぎると、待合室で待っているお客様がめちゃくちゃ寒い、という事態になり
ますので、シャロームホールの場合は、エントランスのドアは開けて冷気を逃がし、温度調整してきました。
 お客様から「ホールのエアコンが効かない」または「待合室ばかり寒い」という苦情があるかも知れませんが、
壊れているわけでなく、部屋の構造上の問題です、と説明してきました。
田中ビルに出入りしている業者に見てもらいましたが、天井エアコンは切り離し工事ができないそうです。


換気扇と防音ドア
練習室内は換気扇がなかったのですが設置していただきました。
強弱、二段階ありますが、強は音が大きいので普段は弱でいいと思います。

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防音ドアについて
強めにドアを引いて、カチッと音がするまで閉めないと、ほんの数ミリ開いているだけで、音がもれます。
特に、次に人が出入りするイベントやコンサートでは、ドアが少し開いたままになりがちなので、気をつけてください。
 ↓ ホールの奥のドア、と、待合室側のドア

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